
小学生の頃に祖父からもらったオリエント。
カットグラスで、長いこと愛用していたのですが数年前に動かなくなり、修理しながら使ってはいたのですがまた止まり。そしてしばらくは別の時計で妥協していました。
しかしいい加減、祖父の時計をきちんと直すか新しいものにするかで悩み、結局は今の自分に合った新しいものを買いました。
色んなものを検討しましたが、唯一欲しかったのはやはりオリエント。
夜間でもひとめで時間がはっきり分かること、カレンダーが付いていること、ある程度の耐水性と着け心地の良さを条件に選んだ結果がこのアウトドアモデル。
撮影が下手なので伝わらないと思いますが、深みのある渋い色の文字盤と革ベルトがとても気に入っています。自分にとっては思いきった買い物でした。
祖父の時計をどうするかはとにかく悩んだのですが、新しいものにした理由のひとつが自分自身の性格にあります。
自分は思い出を大切にするタイプです、それが長所だと考えますが、同時に昔を懐かしみすぎてそれが大きな欠点であるとも言えます。だからこその選択でした。
最も尊敬する祖父との思い出は、本当に大切なものです。でもそのことに捕らわれてばかりいても良いのか、祖父のような男になるためには振り切る強さも必要なのではないか。
いろんなことを考えました。それほど、自分にとっては大きな存在であるからです。
そして、自分のために自分で選び、これからの自分のために手に入れたこの時計を、大切に使っていくことにしたのです。
祖父のくれた時計はもう直すことはないでしょうけれど、保管して時々眺めています。


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