SV650X / 秋の朝。

よく通るようになった大好きな道。

山と山の間を抜ける、さびれた小さな集落があるだけの道なのですがとにかく好きな道です。

なぜか昔からこういうところが好きで、あちこちツーリングに行っていた若い頃は山を抜けるルートで出会うほんの数軒の家や、僅かな隙間にあるとても小さな集落に見惚れるほどでした。

その雰囲気に近いところを気軽に行ける距離に見つけて、山間の細長い土地の古い家並みや、集落と山の間に沿うように続く田んぼを眺めながら走りたくてよく来るように。

途中にある雑貨屋さん。

自販機とベンチがあって、とにかく懐かしく素敵な佇まいです。子供の頃にはこういうお店が近所にたくさんあって、お菓子を買いにいつも行っていました。

ここは看板がないしお店の人の姿もないので、営業はしているのだろうかと思っていたのですが、夏休みの頃に子供たちが入っていく姿を見かけたので現役なのだと分かりました。

ゆっくり走っていたのでアイスを買いに来たのだと、声が聞こえて分かりました。

子供たちが呼ぶとお店の方が出てきて、みんなでアイスを選んでいる姿がなんだか良いなあと。それでそのうち自分も寄ろうと考えていて、この日は外のベンチにお邪魔させていただきました。

座ってお茶を買って飲み、幼かった頃の自分や駄菓子屋のおばちゃんたちのことなんかを思い出したり、とても落ち着いた心地よい時間を過ごしました。

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