フェザーストーブ。

約一年ぶりの修理です。前回と同じくポンピングしても圧がかからない、チェックバルブは前回交換したので一応外して見てはみましたが異常なし、ポンプカップもOK。いろいろいじっていたら燃料バルブからガソリンが噴き出すのを確認。

黄色い丸印のところ、たまたま僅かにポンピングできたときに回すとプシュッと。

AIに聞いてみたらまずここを軽く締め込んでみようという事なので試したけれど効果なし。

バルブを引き出すとОリングがひとつのタイプでした。記憶では1995年頃の購入なので、これもAIに聞いてみると仕様からほぼ間違いないとの事。

その前と後ではОリングのサイズ、数に違いがあるそうです。細かく変更されているのを全く知りませんでした。ネットでマニアの方々のブログなどを見させていただきましたがやはりそのとおりで、今度は新品のОリングを取り寄せて交換。。。これも効果なし。

内部のどこかが劣化している可能性が高いので、バルブASSYを購入しました。

自分のモデルの品番です。

やれたボディがとてもカッコいい、そして美しいと感じます。塗り直す気もなく、ずっとこのままで使っていきたい。

若い頃、このストーブを手に入れたのは今はない真岡市のWILD-1でした。

安物のチャリダー用テントと、釣具屋さんで買った千円のエアマット、家で使っていた毛布、それらを丸めて大きくて丈夫なビニール袋に入れてロープで縛ったものが野宿道具の全てでした。

座るときはジェットヘルメット、枕は脱いだライダースを丸めてタオルを被せたもの。食事はコンビニで買った食パンとチーズとハム。それだけ。時間が許す限り走り、眠り、また走るだけのツーリング。

でもそれは自分で考えた旅のスタイルであり、お金のない自分にできる方法としては精いっぱいのものでした。そして楽しかった。

このストーブはせめて寝る前の食事くらい、温かいものが食べたいという自分の願いを叶えるのに最適な道具に思え、当時は12,000円くらいだった気がするのですが頑張って購入したものなのです。

見る度にその時のことを思い出す大切なストーブ。だからこのままにしたおきたいし、ずっと使っていたいのです。

注文品が届くまでに数日ありますので分解して各パーツをチェック。とりあえず大したことはないですが簡単に汚れを落とすために真鍮ブラシで軽くこすったりする前の様子。

今でもコールマンのオンラインショップではほぼすべての部品を買うことができます。

無いものは自作している方もおりますね。とても素晴らしい。

左が三十年間お仕事を頑張ってくれた元々のもの、右が届いた新品のバルブASSY。

こういうパーツも改造したりして、愛用のストーブをずっと使っているマニアックな方たちのブログを見るのがとても楽しいです。それだけ長く使えるものを提供しているコールマンもすごい。

で、組み立ててホワイトガソリンを入れてポンピングしてみました。しっかりと圧力がかかりまして、火を点けてみると。。。

復活。

動作の確認のためだけなので、ポンピングが不十分なため赤い炎が見えていますがちゃんと直りました。火力調整も問題なし。

そろそろ寒くなってくるとバイクで出かけたときに好きな場所で温かいコーヒーを飲みたくなったり、トレッキングの時なんかに食事を作ったりしたい。

そんなときにやはりこのフェザーストーブがあるとないとでは大違いなのです。

もうひとつの愛用品であるネイチャーストーブも持っていますが、どこでも焚き火ができるわけではありません。なのでネイチャーを風防として使うためアルコールストーブの導入も考えたりしています。

だけど基本はやはり最初にゲットしたこのフェザー。ポンピングという手間をかけて着火して、ガソリンの力強い炎で暖まったり食事を作る楽しさは代え難いものがあるのです。

古いものですから次はどこが不調になるか、でもまた必ず直して楽しい時間を過ごさせてもらいます。そしてこんなに良い道具を作ってくださったコールマンさんへ、本当にありがとうございます。

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