
昨年の七月に手に入れたメジャーボーイですが、毎日ちょっぴりずつ練習を重ねています。初めは単音を音階通りに順番に。それからネットで拾った童謡で気に入ったものを幾つか。
想像していたよりも肺活量が必要だし、ちゃんと吹くとかなり大きい音も出る。狙ったホールに合わせられなくて音が混じってしまったり、ごく簡単な曲もまともに吹けない。
そんなところからスタートした日々ですが、ついに今年の一月の終わりごろからベンドの練習へと進みました。
※ベンドとは、出ないはずの音を唇や口内の形を変えて吹き吸いすることで出す技術です。
きっかけは画像に写っている教本です。これをたまたま見つけて買ったのが一月で、いろいろな楽譜が載っていますが簡単、普通、難しい。と大まかにレベルが上がっていくようになっています。その中に桜坂がありました。
五分で吹けるようになる。と書いてありますが、とにかく解説のページが少ない。本当に必要最小限で説明もシンプル。
で、桜坂は好きな曲だし、比較的楽に吹けたのでこれを練習しようと決めたのですが、ベンドが出てくる。10ホールズハーモニカ特有の技術としてなんとなく知ってはいたものの、いざやってみるとやっぱり難しい。
でも最初からできたと言えばできたのです。但し草笛みたいな音で、全然正しい音にはなっていませんが。むしろそれしかできない。プロの方の口の形や説明を観たり読んだり、なんとなく最近、ちゃんと出てるかな? 出た! あれ、でもまた出なくなった。など繰り返しているところ。
毎日とはいえちょっとずつの練習ですから歩みはかなり遅いですが、それでも最初の頃に難しいなあと感じた曲や高音域も綺麗に吹けるようにはなりましたし、進歩はしている。そしてなにより楽しい。
ブルースの美しくカッコいい、そして哀愁の漂うメロディを自在に奏でるプロの演奏には到底届かなそうではありますが、それでも楽しいのです。疲れたときは数日練習しないこともありますけど、それでも良い。無理しない、楽しく。それだけ心がけてちょっぴり、ちょっぴり進んでいる。
掌に収まりそうな小さな楽器ですが、たくさんの人に愛される理由がよく分かります。


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