
これ、先月の7/16の「作業風景」という日記の詳細的な内容になります。そちらには完成後の画像もありますのでお暇でしたらご覧になってくださいませ。
まず、元々付いていた石を外すために内側から木タガネで突きました。合成ルビーだったので硬度があり、石枠もかなり浅く留まっていたからすんなりと取れてラッキーでした。
それからご希望の「青い石」を探しましたが、どうしても微妙に小さいサイズまでしか見つかりません。サイズについてはお客様に了解をいただき、三種類の候補から選んでくださったブルースピネルに決まりました。
そして元の石枠にはそのままではきちんと収まらないため、新しい石のための枠を作り、それが隙間なく嵌まるように指輪側を加工してやっと交換完了、仕上げとなります。
簡単に説明していますが意外と手間が掛かるのだという事は伝わるかなと思います。
できてしまっているものをいじるのはリスクもあり、いろいろと問題も生じますので難しく、とは言え修理と同じでそんなに高く工賃がいただける訳でもなく、受けたがらないお店や工房が多いのも当然なのが現状です。
結局、楽しいからや自身の技術の向上になるから、何よりも喜んでいただけるという理由で請けている方がほとんどです。
大抵の場合はなんとかなりますが、相応の手間と工賃が掛かる事、絶対に失敗できないリスクを背負って依頼品に対している職人さんたちの心情を考えてくださると遣り甲斐もありますし、無事に仕事を終えられた時の喜びも大きくなります。


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